先日ついに「ラブ・アクチュアリー」を観てきましたよ。とても良い映画で感想を書きたいところなのですが、ボクはそういうのが徹底的に下手で、ただでさえつまらないボクの文章が更につまらなくなること請け合いなので心に残ったことだけ書きたいと思います。
 えと、まず「どうせカップルだらけなんだろうなあ」と思ってたら、やっぱりカップルだらけでした。バレンタインデーだったので、正確には15日でしたが、仕方無いですけど。だからといって映画館の中でチューチューするのは羨ましいのでやめていただきたい。ここぞというシーンでチューチュー、おまえらはネズミかと言いたい。いや、別に言いたくない。言う勇気無い。無視無視。
 で、映画の中身はと言うと、ヒュー・グラントは相変わらずヒューだったし、キーラ・ナイトレイは相変わらず美人だったし、ローワン・アトキンソンは相変わらず奇妙な動きをしてました。そんな感じで、どこかで見たことのあるストーリーが9つ。けれど、ありきたりでは無く、懐かしい感じで、自然とニヤニヤしてしまっていました。作家の男が不意に家に帰ると何故か弟がいて、奥から「コンドームがあったわ。彼が帰ってくる前にヤリましょ」という恋人の声、ベタベタな展開なんですが、まんまと作家の気持ちにシンクロしてしまうボク。その作家が傷心旅行で南フランスへ赴いた際にメイドとしてやってきたポルトガル人の女性に恋をするわけです。やがて気持ちは通じ合うんですが、別れの時が来るのです。もうそれを観ながらボクは応援しっぱなしですよ。心の中で「引き止めろよ!」と叫んでますよ。そんな風にストーリーは進み、全ての恋はクリスマスに完結します。TO ME,YOU ARE PERFECT.
いやあ、良かった良かった。映画が終わってエンドロールが流れだしたので、さて帰ろうとするとボクの両サイドのカップルがチューチューしてまして、一度席を立ったのですが、もう一度座りました。何故にボクが気をつかわなければいけないの?