だいじょうぶ、お金いらないよ

商談は結局まとまっておらず、そのまま来週のシアトルへ持ち越し。ボクは行きませんが。

そしてボクは本日、本部長に相談し一応韓国への長期出張が認められました。まだ少し先だとは思いますが、最低1ヶ月くらいはいきたいと思っています。というのは本日も4時間くらい韓国でのマーケティングプランを煮詰めておったんですが、やっぱり細かい部分、というか根底の部分が雑で、例えば韓国では昨年電気ケトルブームがあったらしい、そして今はもうそのブームが下火らしい、という情報があったとして、じゃあ我々はMP3付き電気ケトルをこれから売ろうって話があったとします。となると何故わざわざブームが下火の電気ケトル業界へ飛び込まなければならないのかがまずわからない。むりくり理由をつけたとして、うーん、「電気ケトルのブームが終わりつつあるのは逆にチャンスである。競合が減っているいま、我々が新たな電気ケトルでブームを再燃させるのだ」としよう。ひどい理由である。根拠がない。しかし感覚としては売れる可能性はありそう。100歩譲って上記の理由で販売にこぎつけようとするが、ここではたと気付くのだ。そもそも電気ケトルは何故韓国で売れたのか。全然わからない。寒いから?便利だから?それっぽい気はするが、なんの根拠もない。じゃあ電気ケトルブームが去った要因は?みんながもう買ったから?話題性がなくなったから?それもわかんないのである。わかんないことだらけ。それを一つ一つ調べるためにメールを書く。言葉が通じないから英語でメールを書く。返ってこない。そんなことに1週間もかかる。そら発売できないすわ。という事態にぶつかりまくりであるからです。正直、韓国なんて行きたくねえす。こんなん書いていいかわかんないすけど未曾有の大不況でIMFすら入れるかわからず、明日にも崩壊するかもしれない韓国。インフラすら売ってるらしいぜ、やつら。日本への借金も返さないまま、10年前に崩壊したばかりなのにまたも崩壊の危機。そんな国に行きたくない。というかそもそも日本が好きだし、外国は苦手。でも仕事せんかったら生きていけないすから、いまがんばっておかないと将来がなくなるから、っていうあんまりほめられない理由で行きたいと思っています。このままだと発売日に絶対に間に合わない。だって誰も行く人いないんだから、行くしかないじゃない。つって、まだわかんないすけどね。これから奇跡的に全てのメールがレスポンスがあって、しかも契約も決まって、アニメの枠とTV局も決まって、雑誌の出版社も決まって、工場決めて、とかそういうのが明日とかに決まれば行かなくても済みそう。そうなったらいいな。