風に揺れるヌードトランプ

昨日の日記で暇だったら一緒に遊ぼうとメッセージ送ったら本当にたくさんの方から連絡をいただいたのですが、残念ながら一人を選ぶことができなかったので結局一人で行きました。メールをくれた0人の方は本当にすいません!

と、友達がいないことをさりげなくアピールしたところで日記。お昼に銀座で映画を観ました。一人で。『ぐるりのこと。』。いやあ、良かった。期待通りでした。リリー・フランキー木村多江が夫婦役で、夫はあんまり足りていないんだけれど妻としてはそこも好きで、でも娘が生まれてすぐに亡くなっちゃって、そこから妻は他人という存在がわかんなくなり、何にもうまくいかなくなっちゃうっていう話。もう前半は絶望しか無い。他人は本当にわかんないすよね。難しい。恋人とかずっと考えている人のことだってわかんないわけですから、人は一生自分のこと以外わかることは無いんじゃないかって思う。蜘蛛を殺した夫に対して妻は発狂して殴りかかって、もう訳わかんない。そういう時の対応とか本当に自分だったらどうしてんだろうってずっと考えて、リリー・フランキー演じるところの夫も大したこと言ってねえんだけど、ボクもこれくらいのことしか言えねえなあと思ったりして。どうやったら彼女は幸せになってくれんだろうってずっと考えてんのに、それの伝え方すらもわかんないから、苦しーってなって、でも相手もおんなじように苦しんでるからどっちも苦しーってなるだけなんだろうね。そんでも苦しーってところを見せてたところで深く溝にどんどん嵌っていくだけで、それで苦しみを隠したら相手はそういう隠しているもんの内容も意味もわかんねえから気持ちのギャップを感じて、なんでやねんってなるんですきっと。この映画はそういうところをガリガリ描いてて、途中まで本当に苦しいんですけど、最後のほうで他人の関わりの中で希望を見つけることができて、そこが超よかった。泣くよ、そりゃあ。良い映画でした。また観たいな。

それからデジカメ買いに行って、あとスーツも買った。今日は完璧な一日だった。全ての行動に意味が伴って、そして全てすっきりした。良い日でした。一人で寂しかったけど。でも月に一回くらいは一人でこういうことする時間があってもいいと思う。あー、あと上野の殿堂っていうパチスロ専門のゲーセンに行った。ここはすごく古いレア台も設置されているすごいお店で、ボクはスロ暦はそんなに長くないので4号機で十分なんですが、それでもすげーって思う台がいっぱいあって感動しました。何台か打って美麗リーチ目出して写真ぱしゃぱしゃ撮って、それもすごく楽しかった。こういうのは本当に趣味だから一人じゃないとなかなかできないことです。良い日でした。