夜のナポレオン

いろいろとフラストレーションの溜まることが多いらしい同期はボクのことを「ひらひらしている人」という目で見ているようだ。たまにボクがあくせく働いておったら「めずらしいね」なんて声をかけてきやがる。確かに仕事はしておらんのだけれども。
本日は同期と一緒にスタバへ行って喋っておったら、突然に「わたしはあなたにすくわれた」というようなことを言われ、自分は訳がわからず。以前、ボクが精神的に落ちていた当時の彼女に「余裕のあるフリしてたらええやん」ということを言ったらしい。その言葉にずどーんとなった、と言って彼女はあはははと豪快に笑った。さらに彼女はそれをブルー寄りな同期の方々に言いまくっておるらしい。「ナカニシにこんなことを言われたよ」と。それを聴いた同期の反応は「ナカニシらしいね」であり、特に精神状態に変化は見られないようなので、ボクの言葉は全く大した効果は無く、ただ受け取る人によっては最良の言葉だったり傷つけてしまったりするのだなということを感じた。偶然とはいえボクの言葉で同期がすくわれたのは非常に良いことだと思う。