会社に入りました

社会人になって3ヶ月。仕事を始めて1ヶ月。相変わらず虫けらでもできるような仕事をちまちまやっておるんだけれども、同期によってはそうではなく重要な仕事を任されておる人達もぎょうさんおる。というかボク以外は忙しそうにひらひらしてる。
昨夜は残業後にそんな同期と飯を食い、日付も変わりそうな時間に電車に乗って帰るということになったんだけれど、酒を呑もうかということになってボク宅へきて、ボクは缶ビール、彼女は缶チューハイで乾杯となった。酒を呑んだ途端に彼女は「自分はがんばっていない。もうあかん。会社へ行きたくない」と言い、自分はそんなことは無いということをアホほど感じていたので否定、加えて自分のがんばってなさについて熱弁をふるったところ、彼女は静かに涙を流し、流し。がんばっていない自分には慰め方がわからず、無念つってこの間もらった線香花火を持ってきて、ベランダに体を乗り出し火をつける。競争しようとかなんとかほざいてる自分がきもかったんだけれども、ドラマ的状況にはそれなりに演じねばならんし、それが悪い選択では無いように感じたからそうした。今年初花火。そっから究極にぐだぐだして、最終面接の相方だった彼女と二人してあの頃のことを思わないし忘れないよねと確認しあったりした。彼女が500mlの缶を飲み干し、気付けば寝てた。ボクの枕を占領して。ボクはベッドの端っこで落ちないように丸まって気絶。自分は仕事はしてないし、同期を慰めてやることもできんのかなと思うと、存在意義とかもうそういうレベルで辛くなった。彼女は帰り際に「わたしが仕事辞めるまでは絶対辞めないでね」と何度も繰り返していたなあ。確かに今の自分はお世話になりましたって三つ指ついて出て行ってもおかしくない気はする。や、はは、がんばるよ。