我らに都合の良い世界を

昨日はオオタ君と共にダメ人間というものについて考えた。自分とオオタ君は共に飲食店でバイトをしておるのだけれど、そこに新たに32歳の人がバイトとして入ってくることになった。社員になればいいんじゃないすかっていう誰もが考える助言をしてみても「バイトでいいわ、オレ」とか言って、というかそのバイトすら来なかったりして、そうかと思えばゲーセンでパチンコ打ったりしてるらしく、これはもう非の打ち所が無いダメさですねっていう結論に達したのだった。で、その彼を店長もバカにして「あいつはダメ人間だ」なんて言っちゃって、でもそう言ってる店長だってもう30近いのに、こういっちゃなんだけれど将来の無い企業で雇われ店長みたいなことしてるダメ人間だったりする。
じゃあ翻って自分はどうなんだって、学生なのに学校にも行かずふらふらバイトしたり酒飲んだりしてただのニートじゃねえかよっつう話で、結局のところ自分は誰のことも笑えず鬱屈し酒を飲むというスパイラルに陥ったのが昨日のことだった。
で、今日は今日でそれを反省するどころか開き直り一日中家でだらだらして、メントスで飢えをしのいで朝までネットしてたりして、アレを思い出した。あの話。なんだっけ。あれだ。
神様がね、地球上に生きてる全ての生物に聞くわけだよ。「一番多くのものが願った願いを一つだけ叶えてやるって」。で人間達は必死で考えんだよ。で、争ったりいろいろして結局、なんだったっけな。それは忘れたけれども、何か一つだけ願いごと決めて人間全員でそれを神様に願ったわけだ。そうしたらこの地球上から人間が全て消えてしまった。何故かって人間以外のほとんどの生き物が「人間消えろよ」って願ったから。とかいうそういう話。
その話を思い出して、このままじゃ間違い無くボクは消されるな。死刑宣告だな。って考えてて、それでいまビール飲んでる。あかんがな。消えても文句言えない。