思い出
インスタント焼そばを食べていてふと思い出した。幼き頃、母がインスタント焼そばにお湯をかけているボクに「お母さんが美味しくしてあげるから貸しなさい」と言って、颯爽とお湯でもどした麺を炒めだした。そしてキャベツや肉を入れ、市販のソースをかけたのだった。出来上がったそれは普通の焼そばだった。複雑な表情を浮かべるボクに彼女は「インスタント焼そばはこうやって食べなさい」と得意げな顔で言い放ち去っていった。何か釈然としない気持ちを抱えたままボクは何も言い返せず、机の上に放置されていた未使用のインスタント特有のあの安っぽいソースの袋をそっとポケットにしまい、いつか使うことを夢見て引き出しにしまったのだった。
そんなくだらない思い出はさておき、もう少しばかり忙しい日が続くナカニシの予定を発表して今日の更新とさせていただきます。どうでもいいよとか言うなら見なきゃいいだろ、と逆ギレをかましつつ。
といった予定です。愛に生きて寝る。引退とか書くとリアルで泣きそう。10年間が終わる。