先日、金沢に赴いた際に街を歩いているととてもかわいらしい乗り物をよく目にしました。100円を持った不思議な二次元キャラクターがプリントされた小さいバスの様な乗り物なんです。その名も「のっティ」。100円でどこまででも乗れるバスなんだそうです。
 一つの停留所で2時間に3本しか来ないその乗り物に友人が乗りたいと駄々をこねました。ボクも少し乗ってみたかったので少々待たされましたがのっティ初体験。中は思った以上に狭くて、乗っている人もギャルからお年寄りまで様々。物珍しくてキョロキョロしていると降りなければならない停留所を過ぎてしまいました。あらー、次で降りて戻るかあ、なんて話していると運転手さんが「さっきのとこで降りたかったの?ここで降りてもいいよ」と普通の道で降ろしてくれました。良い運転手さんだったね、なんてボクらの中でのっティ好評価。そんな訳で次の日も乗ってみまして、でもボクらが降りたいところは停留所と停留所の丁度中間くらいにありまして、そんなことを話しておったらまたも運転手さん(昨日とは違う人ですよ)が「ここで降りる?」なんて言って停留所でもなんでもない田んぼで降ろしてくれました。素敵。でもそれはもうバスじゃない。