とある用事で大阪の南のほう関空にほど近い泉南市まで行くことになりました。お供には32歳のオヤジ。どういう関係かは秘密。ボクの住まいから泉南市は遠いです。えぇそりゃもう。夕方に出発したせいか渋滞に巻き込まれなかったにもかかわらずなんと3時間もかかりました。走っている途中昔、MTBで和歌山までツーリングした道に出て懐かしく思った…って隣でオヤジ寝てるし。起きろよ!運転代われよ!と言いましたが「あっ、オレ免許持ってねぇから」という言葉の暴力に屈するボク。
午後8時に到着。しかし用事は写真撮るだけなのでものの30分で終わる。あー、3時間かけて来てこれかよー。と、公園に若い娘さんたちが3人たまっていました。するとオヤジは目を輝かせフラフラとカメラ片手に娘さんたちに近づいていきました。好きだなぁ、あのオッサンも…って、うっわっ!喋ってるよ!仕方無いのでボクも話の輪の中に入りました。聞くとどうやら女子高生らしいメル友を待っているらしいということがわかりました。
メル友て!なんかベタな女子高生やなぁと思いましたがベタもクソも無いかと思いなおしました。話を聞いている間も3人にはひっきりなしにメールが入ってきます。そのうちの一人Nちゃんに電話がかかってきました。
「もしもし?あっ、こんばんはー。うん、そやでところで、あんた誰?」
「んっっ!?知らない人と喋ってるのデスか?」
「あのな、サイトで知り合った人に電話番号教えるやんそんなら勝手にかかってくんねん」
「いや、それは勝手とちゃうデス」
「メル友60人ぐらいおるから誰が誰かわからへんもん」
「60人!?」
「だって、ウチ暇やから毎日遊びたいもん」
「そんで出会い系で友達探してるのデスか?」
「うん。サイトで探すとお金出してくれる人多いしここ(泉南市)まで来てくれんもん」
「危ない目とかに遭ったりしないのデスか?」
「あわへんよー。ウチが遊ぶのは10代ばっかやもん20代から怖い人多なるけどな。友達レイプされた子いるもん、ハハハ」
「いや、ハハハじゃなくて!」

姉さん。今も昔も女子高生は夢見がちな事に変わりないようで。